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日本に於ける映画製作の歴史も一世紀を超えました。その創世記を築いた映画人たち。京都はそうした多くの映画人が永眠する地でもあるのです。
キネマ殿
場所:だるま寺(法輪寺【ほうりんじ】)
(上京区下ノ下立売通紙屋川畔)
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JR円町駅からほど近い、紙屋川にかかる下立売通の橋の東側に、だるま寺(法輪寺)があります。臨済宗妙心寺派の禅刹であり、七転八起の起き上がり達磨で有名な寺院です。その境内の一隅にある衆聖堂に「キネマ殿」があります。そこには映画人600有余名もの霊が宗派を越えて合祀されており、それぞれの名前が書かれた位牌が並べられています。幾人か挙げてみますと、横田永之助、牧野省三、尾上松之助、阪東妻三郎、小津安二郎、田中絹代、市川雷蔵、石原裕次郎、美空ひばりと、映画草創期の巨人から時代を彩った大スターまで、みなさんがよく知る映画人ばかりです。 このキネマ殿は、昭和15年(1940)、その人情の厚さで知られた日活京都撮影所長だった池永浩久氏の手により祀られたものです。最初は上京区の自宅に祭壇と集会所が設けられていたものが、戦況の悪化と共に自宅は危険と考え、このだるま寺に奉祀されたのだそうです。その後亡くなった映画人も祀られ、数は増えていきました。 池永氏亡き後も、その遺志は「うずまさ会」(東映OBの集まり)に引き継がれ、現在に至っています。 だるま寺から少し足を延ばせば、京都が生んだ一人の偉大なる映画監督の眠るお寺があります。 |
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| 下立売通を東へ、七本松通を北へ上がった通り沿いの西側。連なる寺院の中に「大雄寺【だいおじ】」があります。ここは天才監督と言われながら、28歳と10ヶ月の若さで戦病死した山中貞雄(1909-1938)の菩提寺です。 | ![]() |
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